さて、実際にimapサーバから移行してみます。
高度なツールも充実されています。
下がっていくと、imapの移行ツールがありました。写真はキャプチャをとる前にイジッタので多少違うかもしれません。
まずは、メールサーバの設定を行います。サーバアプリケーションは、「Courier、Cyrus、Dovecot、Exchange、その他」から選択ができます。
登録したメールサーバが表示されます。複数のサーバを登録することが可能となります。今回は自宅サーバ1個なので、次に進みます。

次に、登録したメールサーバにアクセスするユーザとそのユーザのメールをインポートする、このGoogle Appsのユーザをマッピングします。ダイアログを端折りましたが、私のように1人、2人だと次のようなウィザードで関連付けます。しかし人数が多い場合も想定して関連付けしたファイルをアップロードすることも可能です。そして「接続テスト」ボタンをクリックすると、実際にimapサーバにアクセスして、フォルダツリーを取得します。

こんな感、実際にimapサーバにアクセスして、フォルダツリーを取得します。実は、自宅サーバはルータを使ったNAT接続なので、ポートマップで公開するのを忘れていて、アクセスに失敗してはまってました(汗)

そして「移行開始」ボタンをクリックすると移行が始まっちゃいます。移行を開始すると、細かく状況を確認することができます。以下が全体の状況です。移行するユーザ数を百分率で表示しています。今回は、私一人の移行なので、ずっと0%です。私一人の移行が完了すると100%になりました(w)

クリックすると、ユーザ毎の進捗状況が表示されます。

ユーザをクリックすると、そのユーザの進捗状況が表示されます。

移行が完了すると、上記の「転送エラーなし」の部分に「エラー」が出てきています。結構、フェッチエラーがあります。

「ログを表示」をクリックすると、その場で開いてみれます。

インポートされたメールは、全て既読かつ「Migrated」のラベルが付加されます。そして、IMAPのフォルダを示すラベルも付加されます。

未読のメールは、添付ファイルがウィルスの可能性があってインポートしなかったメールを示します。このため、移行後に未読メールをチェックします。

こんな感じです。メールは、To/From/Subject/Dateが記載されているので、どのメールがインポートできなかったかは容易に想像できます。

INBOX/XXX/XXXというラベルが鬱陶しいので、設定でラベルを修正して、おしまいです。
500MBがだいたい、24時間近くかかりました。SSL-imapだからちょっとずつでした。通常のimapだと複数セッションを張るからもう少し早いかもしれません。
ちなみに、SSLで使用した証明書はオレオレ証明書でしたが、使ってくれました。
ラベル:Google apps Web Tool